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中核施設となる「キッズプラザ」については、(財)大阪市教育振興公社が事業主体として進めることとなり、平成6年8月にキッズプラザ基本計画検討委員会が発足し、キッズプラザの基本構想の検討が行われ、検討委員会の報告書として「基本構想の提言」がまとめられた。これを受けて、フロアー構成や展示内容の検討、実施計画書の作成などを行い、平成9年7月に施設がオープンした。施設名称については一般から募集を行い、平成8年3月に正式名称を「キッズプラザ大阪」と決定した。施設の概要については、表-2に示すとおりである。

 

表-2 扇町キッズパーク施設概要

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施設の特徴としては、展示物を全てフリータッチとし、子どもの好奇心や創造性、個性を伸長していくことができるものとしている。また参加体験型学習に適した雰囲気づくりと動機づけを行う役割を担うミュージアムボランティアとしてインタープリター制度を導入しており、現在約250名の登録者があり、施設の重要な活動と位置付けている。施設のオープン後の実績としては、平成9年7月から平成10年7月までの1年間で、入館者数は60万人を超え、平成10年7月〜8月の夏休み期間中にはさらに10万人が訪れた。今後は、展示内容の更新やリピーターの確保などが運営面での課題となると考えられる。

 

4. 霞町用地土地信託事業

 

霞町地区は、通天閣の南側、天王寺動物園の西側に位置するとともに、地下鉄、JR、南海電鉄、阪堺電軌、主要幹線道路などが集中している交通アクセスにも優れた立地条件にある。本地区周辺は、明治36年に開催された「第5回内国勧業博覧会」会場跡地で、博覧会終了後、大正元年より本市交通局の市電車庫として使用されていたが、昭和42年に市電が廃止され大部分の土地が遊休地となっていた(図-5)。

 

 

 

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