このような土地利用を実現するために、高次都市基盤整備事業並びに都市基礎盤整備事業において、図-3に示す都市基盤の整備を進めている。高次都市基盤整備事業としては、街並み・まちづくり総合支援事業により、OCATビルの複合交通センターや高度情報センターの整備、多目的広場や交通広場の整備を行い、公共施設と建築物とが調和した美しい街並みとして整備を行った。都市基盤整備事業としては、土地区画整理事業、JR関西本線連続立体交差事業、阪神高速道路湊町ランプ、地下歩行者道であるOCATウォークの整備を行った。また併せて再開発地区計画において、地区内の土地利用方針やOCATビルと阪神高速道路のオフランプとの一体整備を定め、まちづくりに寄与する地区施設等の整備とともに、指定容積率の緩和により土地の有効かつ適切な利用を図った。