「デッドウェイト」:
希望の活動を促進するための支出で、その支出なしでも事実上その活動を実施できたというもの。
「割引」:
割引率を適用して現価に換算し、経時的に配分した量の比較。
「割引ずみキャッシュフロー」(DCF):
現価を推算するために一連の経時的な費用と便益を割り引く分析方法に対する包括的な用語。
「割引率」:
将来の1ポンドまたはその他の勘定単位に対する現価が経時的に下落すると仮定した場合の年間下落率をパーセンテージで示したもの。
「転換」:
政府の政策により推進された事業が別の事業の削減分により相殺される程度。
「経済的事前評価または事後評価」:
福祉関係の費用と便益に対する広範な評価を考慮に入れた事前評価や事後評価。どの程度広範かは、状況に応じて異なる。福祉関係のあらゆる費用と便益を含めることもあれば、GDP関係のあらゆる費用と便益を含めることもあれば、金銭的に評価できるあらゆる費用と便益を含めることもある。
「経済的費用(または便益)」:
経済的事前評価または評価に使用される費用や便益。
「等価年間費用」:
プロジェクトの実費に相当する(つまりプロジェクトの実費と同じ現価を持つ)一定の年間費用(または年賦価値)。
「事後評価」:
プロジェクト、プログラム、政策がどの程度成功したかどうか、将来のためにどんな教訓が得られるかという点を評価するために行う事後分析。政策やプロジェクトの評価を表わす場合は、それぞれ「政策評価」や「プロジェクト後評価」という用語を使用することが多い。
「英国大蔵省コスト」:
公共部門における収支面のコスト。
「存在価値」:
現世代や未来世代の便益のために人々が重視する資産存続の価値。未来世代の便益のためのそうした価値を「遺産価値」ということもある。「使用価値」の項も参照されたい。