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5. 等価年間費用を表2に示す。

 

年間1ポンドの現価

6. 1年度から開始した各年半期の支払い額1ポンドに対する0年度半期の現価は、等価年間費用の逆数、つまり次式から得られる。

 

084-1.gif

 

例:1年度から開始した各年半期の支払い額75ポンドの15回分に対する0年度半期における現価は、次のとおりである。

 

084-2.gif

 

7. 各年支払い額の現価を算定する係数は、表3に示すとおりである。

 

0年度に開始する各年半期の支払い額の割引

8. 各年半期の支払いが1年度ではなく0年度から開始されることもある。そうした場合は、表2に示す数値に(1/(1+r))を掛け、表3に示す数値に(1+r)を掛ける必要がある。

 

例:

(i) 0年度半期における支払い額500ポンドは、1年度から開始した各年半期の支払い額59.6ポンドの12回分(第4項から)に相当する。

0年度半期の支払い額500ポンドは、0年度から開始した各年半期の下記支払い額12回分に相当する。

 

£500×0.1193×0.9434=£56.3

 

(ii)1年度から開始した各年半期の支払い額75ポンドの15回分に対する0年度における現価は728.4ポンドである(第6項から)。

0年度から開始した各年半期の支払い額15回分に対する0年度における現価は、次のとおりである。

 

£75×9.712×1.06=£772.1

 

1年以外の間隔による支払い

9. 事前評価においては、1年間の途中で支払いを行ったり、たとえば四半期ごとや5年ごとという1年以外の間隔で定期的に支払いを行うこともある。nが整数でない場合でも、上記公式を直接適用できる。しかし、定期的支払いの公式(公式(2)と(3))では、年間割引率rを1間隔当たりの割引率rに置き換える必要がある。rは1+r=(1+r)p(この場合のPは支払い間隔で、1年の分数または年数の整数で表わされる)から得られる。年数は期間nに置き換える必要がある。

 

 

 

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