別添H:割引率の公式と諸表
1. 本別添では、事前評価における実用的参考資料として、多くの公式について概説する他、いくつかの表を示す。こうした公式の多くは、ビジネス用や金融用のソフトウェア・パッケージにもプログラミングされている。たいていの事前評価では、スプレッドシート上に各年の費用と便益を示すのがよい。 1ポンドの現価 2. A年度半期に支払った1ポンドに対する0年度半期における現価は、次式から得られる。
1. 本別添では、事前評価における実用的参考資料として、多くの公式について概説する他、いくつかの表を示す。こうした公式の多くは、ビジネス用や金融用のソフトウェア・パッケージにもプログラミングされている。たいていの事前評価では、スプレッドシート上に各年の費用と便益を示すのがよい。
1ポンドの現価
2. A年度半期に支払った1ポンドに対する0年度半期における現価は、次式から得られる。
この場合、rは割引率1、Dnは「割引ファクター」である。 例: 5年度半期における支払い額150ポンドに対する0年度半期における現価は、次のとおりである。
この場合、rは割引率1、Dnは「割引ファクター」である。
例: 5年度半期における支払い額150ポンドに対する0年度半期における現価は、次のとおりである。
3. 割引ファクターを表1に示す。 1ポンドの等価年間費用 4. 1ポンドを0年度半期における現価で示すと、1年度半期から始めたn年間における各年半期の支払い額は、次式から得られる。
3. 割引ファクターを表1に示す。
1ポンドの等価年間費用
4. 1ポンドを0年度半期における現価で示すと、1年度半期から始めたn年間における各年半期の支払い額は、次式から得られる。
Anを1ポンドの「等価年間費用」という。 例:0年度半期の支払い額500ポンドは、1年度zから開始した各年半期の下記支払い額12回分に相当する。
Anを1ポンドの「等価年間費用」という。
例:0年度半期の支払い額500ポンドは、1年度zから開始した各年半期の下記支払い額12回分に相当する。
1 別添Hに示す公式では、割引率、インフレ率などをパーセンテージの形ではなく十進法で表記する必要がある。 つまり、6パーセントは6ではなく0.06と表記する。特に指定しない限り、すべての数値例では割引率を6パーセントと想定している。
1 別添Hに示す公式では、割引率、インフレ率などをパーセンテージの形ではなく十進法で表記する必要がある。
つまり、6パーセントは6ではなく0.06と表記する。特に指定しない限り、すべての数値例では割引率を6パーセントと想定している。
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