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別添H:割引率の公式と諸表

 

1. 本別添では、事前評価における実用的参考資料として、多くの公式について概説する他、いくつかの表を示す。こうした公式の多くは、ビジネス用や金融用のソフトウェア・パッケージにもプログラミングされている。たいていの事前評価では、スプレッドシート上に各年の費用と便益を示すのがよい。

 

1ポンドの現価

2. A年度半期に支払った1ポンドに対する0年度半期における現価は、次式から得られる。

 

083-1.gif

 

この場合、rは割引率1、Dnは「割引ファクター」である。

 

例: 5年度半期における支払い額150ポンドに対する0年度半期における現価は、次のとおりである。

 

083-2.gif

 

3. 割引ファクターを表1に示す。

 

1ポンドの等価年間費用

4. 1ポンドを0年度半期における現価で示すと、1年度半期から始めたn年間における各年半期の支払い額は、次式から得られる。

 

083-3.gif

 

Anを1ポンドの「等価年間費用」という。

 

例:0年度半期の支払い額500ポンドは、1年度zから開始した各年半期の下記支払い額12回分に相当する。

 

083-4.gif

 

1 別添Hに示す公式では、割引率、インフレ率などをパーセンテージの形ではなく十進法で表記する必要がある。

つまり、6パーセントは6ではなく0.06と表記する。特に指定しない限り、すべての数値例では割引率を6パーセントと想定している。

 

 

 

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