事後評価
8. 事後評価とは、運用中または目標達成後にプロジェクトの影響を評価する手続きである。評価では、プロジェクトの経済性、効率、有効性を検討し、政府の介入により得られた金銭的効率性の他、プロジェクトがその目標をどの程度達成したか、予期せぬ結果があったかどうかを判定する。評価は、将来の意思決定に役立つような教訓をもたらす。
9. 評価計画は、プロジェクトの初期計画案の一環として導入すべきである。省庁が一貫した評価を実施するには、上級管理職の承認を得た上で、評価を実施するという明確な要求を保持し、上級職員に特定の責任をもたせ、評価プログラムのモニタリングと推進に必要な資金調達を行わせることが重要である。また、適時に評価結果を入手し、将来の意思決定を報告することも重要である。しかし、政策や政府の介入が常に即効的な影響を及ぼすとは限らないため、評価において長期的影響を考慮に入れることも重要である。
フィードバック
10. フィードバックは常に歓迎されるとは限らないが、重要であることには変わりがない。評価報告書を上級管理職に提出し、すべての実質的評価結果を将来のプロジェクトの設計、計画、開発、管理関係者に広く知らせるべきである。