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3. 観光情報収集・提供実験システム

 

(1)実験システムの基本的な考え方

 

本実験システムの基本的な考え方は下記のとおりとした。

 

・オーナー(誰が):

日光市、日光観光協会及びPOPAI等の日光の観光産業に携わる人々が。

 

・ゴール(何のために):

観光情報の収集から提供までの効率的な仕組みをつくることにより、日光への観光客の集客力を高めるとともに、来訪観光客にも日光を充分楽しんでいただくために。

 

・コンテンツ(何を):

観光客にとって重要、かつ変化の激しい気象情報や日々刻々と変化する観光情報を。

 

・ユーザ(誰に):

日光の観光客となり得る潜在的な観光客及び来訪観光客に。

 

・日光の潜在的観光客またはリピート観光客(動機付け・選択段階)

・日光観光を予定または計画している観光客(計画段階)

・日光観光を実行するために移動している観光客(実行段階:移動中)

・日光観光を実行している観光客(実行段階:現地滞在中)

 

・スタイル(どのように):

効率的に収集された日々刻々と変化する観光情報をデジタル化し、かつ一元管理し、ネットワークを経由してインターネット、ファックス及び掲示板等の多様な端末(機器)及びネットワークで効果的に提供する。

 

(2)実験システムの概要

 

(2)-1. 提供情報(コンテンツ)

本実験システムで提供する観光情報は、気象情報や日々刻々と変化する観光

情報であり、現行のPOPAIネットワークを踏まえたものとした。

以下は主な項目。

 

1]気象情報(温度、湿度、雨量、他)

2]交通情報(戦場ガ原、いろは坂、霧降高原等)

3]華厳の滝情報(水位、水量)

4]自然情報(奥日光、他)

5]行・祭事(行事、祭事、イベント、他)

6]話題

7]その他、上記に伴う画像等

 

 

 

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