日本財団 図書館


(2)-4. 民間等

 

日光市の民間企業及び個人においても、やはり下記のようなインターネットのホームページでの積極的な観光情報を中心とした情報提供がなされている。検索サービスで「日光」をキーワードとして検索したところ113件(1999年1月現在)のホームページが存在した。

以下にその一部を記載する。

 

1] [oh-world] : InfoSPhereSpace サービス

http://www1.sphere.ne.jp/oh-world/index.htm#ETC

2]「修学旅行のための日光ガイド」:

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4616/

3]「もうひとつの日光・鬼怒川」:菊鈴堂

http://www2a.meshnet.or.jp/~kinugawa/

4]「Nikko Today」:

http://www4.big.on.jp/~nikko/

 

(3)日光市における観光情報の収集・提供の課題等

 

日光の観光地は標高差1000メートル以上の地形で構成されており、日光の入口地点である日光駅周辺地域と主要な観光地域である霧降、華厳、奥日光地域等では全く天候が異なってくる。日光駅周辺の日光の入口と言われる地域での天候が雨であると、観光客のほとんどは雨模様に落胆し、観光案内所等の窓口で屋内観光が可能な施設の情報を求め、結果として近郊のテーマパーク等へコース変更する傾向にある。

しかしながら、気象条件の全く異なる奥日光は快晴、季節の開花、紅葉等も充分楽しめる状況であることがよく見られる。このような状況に対処するため、日光の各窓口において気象情報を中心とした日々刻々と変化する観光情報を適切なメディアで的確に観光客に伝達することが重要な課題となっている。

このような背景のもとに日光市においては、観光産業に携わるボランティアによる気象情報収集・提供ネットワーク「POPAIネットワーク」が運営されている。このPOPAIネットワークは日光観光協会との緩やかな連携により成り立っており、情報収集及び提供の取りまとめ役として日光観光協会が位置している。

なお、このPOPAIネットワークにおいては、収集方法において日光観光協会からの電話やファックスでの働きかけがないと情報が収集できないこと。また、各観測地点でのボランティアによる情報収集作業負担の軽減と効率化により、さらなる有益な情報提供をすることが課題となっている。

本調査を行うにあたり、日光の関係者との事前打ち合せを実施した結果、日光の関係者からの要望としては、現存するPOPAIネットワークの観光情報収集・提供ネットワークをベースとした観光情報収集・提供実験システム構築の要望があった。

また、具体的な要望事項として以下の項目があげられた。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION