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(2)日光市における観光情報の収集・提供の現況

 

(2)-1. 日光市役所

 

日光市商工観光課(日光観光協会を含む)では宿泊、飲食関係を除く観光情報については概ね収集が行われている。しかしながら、観光情報の収集方法は商工観光課からの電話やファックスでの問い合せが主体であり、本来望まれるべき姿である観光情報の発信源からの能動的な情報収集・提供体制には至っていない。

なお、マルチメディア型観光情報のひとつである画像については、教育委員会に2500枚以上の観光関連の写真がネガやポジの形でストックされている。

観光情報の提供はパンフレットを主体とし、ファックスサービス及び電話応対も行っている。また、インターネットのホームページを開設し、積極的な観光情報の提供を行う予定である。

 

(2)-2. 観光関連団体

 

日光市の観光関連団体(特に旅館組合、ペンション組合などの宿泊関連団体)では時代性を反映し、下記のようなインターネットのホームページでの積極的な観光情報の提供がなされている。
また、各ホームページでは当然のことながら観光情報を中心とした情報提供が展開されている。
以下にその一部を記載する。

 

1]「日光旅好会」:日光温泉旅館協同組合

http://www.haruyuki.com/ks/nikko/

2]「思いっきり日光」:日光ペンション組合・フレンドリー・イン日光

http://nikko.pension.or.jp/

3]「日光遊YOUガイド日光セレクトナビ」:ペンションオーナー

http://www.nikko.or.jp/

4]「日光地区商工会議所」:日光地区商工会議所

http://www.nikkocci.or.jp/

 

(2)-3. ボランティア団体(POPAIネットワーク)

 

日光には観光協会と緩やかな連携で結ばれた民間の任意団体(ボランティア)による観光情報収集・提供ネットワーク「POPAIネットワーク」が存在する。POPAIネットワークは日光市の基幹産業である観光産業に携わるメンバー約30名で構成され、1994年4月より活動を開始している。

観光情報の収集は、日光の各観光拠点の気象情報の他、渋滞、開花、紅葉、積雪、イベント等の日々刻々と変化する情報を毎日2回(午前9時と午後1時)収集し、観光協会に報告している。

また、観光情報の提供は、毎回収集した情報を観光協会においてA4判1枚にまとめ、ファックスの同報配信にて情報の二次的利用が見込まれる関係箇所約30箇所に配信している。

 

 

 

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