海氷情報のユーザー
この海域のユーザーは、第一位にフェアウェル岬を通過する商船と(この海域の年間交通量は大きな船で約500隻、小さな船は約200隻である)、北緯69°以南の西グリーンランドを行き来する地方の船である。グリーンランドでは町を結ぶ道はないので、全ての交通は空路か海路によらなければならない。従って、船による地方の貨物輸送は、比較的数少ない居住者とって重要なものとなる。さらに、漁船は海氷情報、特に氷縁の位置情報を使用している。最近では、広い範囲の新しいタイプの需要がある。例えば、増大している巡航船(1200名以上の乗客を乗せている)がある。これらの船はグリーンランド海域や石油、天然ガスおよび鉱物資源の探査をしている会社を訪れている。
海氷情報の需要に関して、グリーンランド海域を航行する船舶は二つのグループに分けられる。すなわち、氷を通って航行する必要がある船舶と氷を回避して周航することが要求される船である。グリーンランド海域では、どこでも砕氷船の支援を受けることができるとは限らない。これがストレスとなっているということもまた重要である。