東海岸に沿うほとんどの氷は北極海盆に源を発しているが、バッフィン湾におけるほとんどの氷は冬季に局所的に形成されたものであり、航海においてはそれほど脅威にはならない。この冬季の氷の厚さは、通常は4月に最大約0.7〜1.0mに達する。その時、氷はグリーンランドの南西沿岸を除いてバッフィン湾全体を覆う。南西沿岸の町、例えばSisimiut、Manitsoq、NuukおよびPamiutは開放水域の町(open water towns)と呼ばれ、ほとんど一年中氷がない。
航海にとって、海氷より一層危険なものは氷山と内陸氷から分離した氷の出現である。それらは82度以北を除く全てのグリーンランド海域で見られる。