また、このアルゴリズムでは水蒸気等の大気の影響を取り除く目的で以下のような条件のときは算定された海氷密接度を0とするWeatherフィルタが設けられている。
2.1.1 Bootstrap(Comiso)アルゴリズム このアルゴリズムはNASAのComisoが考案したもので、SSM/Iの7チャンネルの中で相関の高い2偏波(一年氷のみ発生するオホーツク海では19GHzおよび37GHzの垂直偏波)を用い、以下に示すように海水面の代表的輝度温度と海氷の輝度分布の内分比から海氷密接度Cを求めるものである。
2.1.1 Bootstrap(Comiso)アルゴリズム
このアルゴリズムはNASAのComisoが考案したもので、SSM/Iの7チャンネルの中で相関の高い2偏波(一年氷のみ発生するオホーツク海では19GHzおよび37GHzの垂直偏波)を用い、以下に示すように海水面の代表的輝度温度と海氷の輝度分布の内分比から海氷密接度Cを求めるものである。
また、BootstrapアルゴリズムもNASA Teamアルゴリズムと同様な理由からweatherフィルタが設けられており、以下の式に該当する場合は海氷密接度を0とする。
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