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2]交通運用…都心ショッピングエリアの歩行者優先道路、バス・タクシー以外の車の乗り入れ禁止区域(トランジットモール)、歴史的建造物のある街路への乗り入れ制限、バス専用レーンの設置

□交通抑制強化政策(2):1999年春には"the Oxford Transport Strategy"が導入され、市街地への車での進入はより困難になる(都心流入規制、ロードプライシング等)。この政策は、地域環境問題への対応を意識している。これによって、パークアンドバスライドの重要性はより強まると思われる。

 

効果・影響、問題・課題 等

導入による効果、影響

●パークアンドバスライド利用者は、順調に伸びており、1980年約1,500台/日、1990年約3,000台/日、1995年約4,100台/日と、15年間で約2.7倍、最近5年間で1.4倍となっている。

●朝のラッシュ時には、市に流入する車のうち13%がパーク・アンド・バスライド駐車場を利用しており、都心交通量の削減に貢献している。

●実際の都心断面を通過する自動車台数は、1973年以降増加しておらず、都心に流入する自動車定数は一定になっている。

問題、課題

●黒字運営ではないが、都心の混雑解消をはかる重要な政策手段として、市当局は力をいれている。

 

参考文献

1)山田浩之、英国における都市交通と道路問題(1)オックスフォードを中心として、高速道路と自動車第26巻第5号、1983.5

2)都市交通適正化研究会、都市交通問題の処方箋、1995

3)日本交通政策研究会、中核都市における(旅客)交通のあり方に関する研究、1995.6

4)オックスフォード市ホームページ、http://www.oxford.gov.uk/tourism/directions/directions.html、1999.1.11

5)オックスフォードバスホームページ、http://www.oxfordbus.co.uk/park&ride/index.html、1999.1.11

6)Oxford County Council : Oxford integrated transport package bid,1996

 

 

 

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