1-16 大津市中心地区シャトルバス・循環バス試行実験
[駐車場] 市内3ヶ所
[実施主体]建設省、滋賀県、大津市
本事例におけるポイント
★2種類のバス系統
★中心市街地モビリティ向上策
対象とする交通(目的) 日常の交通(買物・レジャー等)
導入
実験年月日 1998年9月12日(土)、13日(日)、15日(祝)、19日(土)(4日間実験)
導入経緯 【実験実施 → 未導入】
琵琶湖岸に山が迫る大津市の中心部は国道1号と県道大津草津線がくびれて通っており、慢性的な渋滞地区である。特に県道は湖岸の大型商業施設の集積が進むとともに交通量が急増している。
このような状況のもと、近畿地方建設局と大津市、滋賀県は、市中心部の渋滞対策として交通需要マネージメント(TDM)施策の検討を行っている。この検討は、1998年度(平成10年度)から2000年度(12年度)までの3年間で、必要な交通実験を交えながら、この地区でのTDM施策導入計画を策定することを目標としている。
その最初の取り組みとして、平成10年度は休日の買い物、レジャー目的の交通を対象としたパークアンドバスライドの実験を実施した。
この実験の主な目的として3つ挙げられる。1つは、TDMへの取り組みのアピールであり、2つは、休日昼間の大津草津線の混雑緩和、3つ目が環境にやさしい交通利用意識の啓発である。