◇阪南市
・昔は紡績工場もあったが、現在は市域全体が住宅地。
・漁業…海苔の養殖が中心。
・漁港・港湾施設…漁港は尾崎港、西鳥取漁港、下荘漁港の3ケ所。現在市民は入れないが、海浜空間整備と連携し、市民開放を考えたい。
◇岬町
・多奈川火力発電所…「緑と憩いのエリア」を設け、市民開放している。この種の取り組みとしては先発事例。
・深日港…夕方市場。小規模で地元消費のみ。
◇和歌山市
・住友金属工業「海原奉仕団」…運輸大臣員も受賞。地域貢献活動が盛ん。
■海辺の使われ方・メンテナンス
◇阪南市
・海岸清掃とゴミ…町内会、子供会、老人福祉課で実施。
・自然観察…男里川河口での自然観察、環境学習。
◇岬町
・海岸清掃とゴミ…イベント終了時に清掃課にゴミ処理依頼あり。各イベント参加者が清掃。
・自然観察「海辺の教室」…大阪府主催、岬町環境交通係が協力。夏休み、子供対象に水産試験場の見学、谷川港付近の岩礁での自然観察会を実施。大阪府の広報誌で参加者募集を行っている。
◇和歌山県
・年1回、県と市が連携し啓発活動としてクリーンアップを行っている。職員、漁組、各種団体が中心。
・二里ケ浜はサーフィン、名草ノ浜はウインドサーフィンの
グループが自主的にボランティアで清掃を行っている。
・その他小学校の児童などがときどき行っている。
・片男波…ビーチクリーナーで清掃。
・他の海水浴場…維持管理は地元に委託。管理組合形式。
・瀬戸内クリーン作戦…[瀬戸内海の路ネットワーク]の環境部で実施。昨年から浪早ビーチで開催。それまでは友ケ島で実施していたが、船での往復が不便なためやめた。
・1万人の大清掃…毎年梅雨入り前の5月に実施。地区単位で清掃しているが、海岸エリアには至っていない。
●企業の協力
・住友金属工業…「海原奉仕団」が7/20の花火大会の翌日、ボランティアで海岸清掃を行っている。このグルーブは場所を限定せず、地域貢献をはかっている。
・花王…西浜地区で海岸清掃。(最近の新聞に掲載された情報)
●市の支援
・清掃時に掃除道具、ゴミ袋、ジュースを支給。
■市民活動
◇阪南市
・男里川を守る会
・男里川自然干潟委員会
・歩こう会…社会教育団体が実施。
・尾崎駅前まちづくり協議会…あまり進んでいない。
◇和歌山市
●組織づくり
・市民生活課…市内のボランティア団体の情報拠点を把握し、組織づくりをすすめているところ。
・社会福祉協議会…ボランティアスクールを開催しボランティアの育成を行っている。
■市民参加・イベント
◇大阪府
・「海辺の教室」…府議会議員が議員活動の一環で行っている。知り合いの水産課の人間が協力している。
・海辺の美化運動…毎年7月20日、海の日前後に美化運動のイベントを行っている。去年は西鳥取漁港で魚のつかみ取りなどを行った。今年は岡田漁港で開催。
◇阪南市
・市民祭り…実行委員会形式。市役所で2日間開催。尾崎港の魚の朝市、JAの野菜の朝市など。
・秋祭り…豊作を祈ってのお祭り。波太神社からえびの浜までやぐら御興で練り歩く。今年は10月10、11日に開催。
◇岬町
・環境学習…水産試験場で行っている。府下では岬町だけ。
・岬環境セミナー…ピアッツァ21で定期開催。廃油せつけんづくりなどを手掛ける。
・マリンフェスティバル…せんなん里海公園で開催。大阪府の主催でビーチバレー大会などを実施。今年は8月6〜9日。
・ヨットの単独無寄港世界一周「KORASA70」…淡輪ヨットハーバーに事務局。70才の鹿島氏が1998年9月15日に出発。
・釣り大会…年1回深日港で開催。
◇和歌山市
・港祭り…海関連の業者が数力所で安全祈願で行っていたものが市民に定着。現在は西浜地区の海上に台船2隻出して開催。港祭り実行委員会が手弁当で主催。花火大会の費用2,000万円のうち、1,200万円を市が負担している。
・えびまつり…加太のお祭り。加太漁協主催。
・淡嶋神社の雛流し…毎年3月3日、お雛様を白木の船に乗せて海に流す。
・マリーナシティの花火…マリーナの自主事業。夏期シーズンの週末、8:50〜9:00の間実施。小規模。