3. 交流事業の効果
近年では、高校ラグビー合宿だけでも、毎年県内外から約20校、600人の参加があり、その他、サッカー、ソフトボール、バレーボール、テニス、水泳と様々なスポーツ合宿が年間を通じて行われている。今年は、合宿参加数が62校に及んだ。
また、コンベンションの一環として「スポーツ研修大会」が町内で開催されるなど、「スポーツコンベンションの町づくり」としての取り組みが少しずつ成果を上げてきている。
スポーツを通じた町への入り込み客の増加により、人と人、地域と地域、文化と文化の交流、社会教育の振興、商業や観光産業の活性化が図られてきている。
4. 交流事業の問題点と今後の展望
合宿参加校が増加する中、体育施設(グラウンド、体育館)の調整が難しくなりつつある。地域スポーツ行事との関連と併せ、サブグラウンド等の新設問題が生じてきた。
「町おこし」「地域活性化」へ向けた「スポーツコンベンションの町づくり」としてスタートしたばかりであるが、今後の展望として、様々な体制の充実を図りつつ、交流人口による町づくりを目指して、地域の特徴をだせるスポーツ合宿、地域をイメージアップさせるスポーツ合宿の展開へと進めていきたい。
今後更にスポーツコンベンションのまちづくりを推進し、町民とのふれあいの場、交流の機会を持たせることで意識の高揚を図っていきたい。