事例46 鹿児島県・宮之城町(人口17,916人 面積145.95km2)
〜スポーツ合宿〜
1. 交流事業の契機
宮之城町の代表的なスポーツとして、水泳とラグビーがある。全国大会出場も数多く、水泳では過去にオリンピック選手を輩出したほど盛んである。
スポーツ合宿の始まりは、18年ほど前、地元高校のラグビー部父兄が、高校ラグビーを中心に合宿受け入れを行ったことによる。当時は、体育施設が整備されておらず、主に高校のグラウンドを使用した合宿が行われていた。その後、町の体育施設(グラウンド、総合体育館)が整備されるとともに、父兄の熱心な合宿誘致とラグビー部OBの協力により、年々合宿参加校が増加していった。
2. 交流事業の経過・概要
町総合体育館、かぐや姫グラウンドの整備が整った平成4年頃から、様々な競技種目の合宿が行われるようになった。
合宿参加校が急激に増加し、スポーツ団体等で合宿を受け入れることが困難な状況になったことから、受け入れ体制と競技施設の充実を図るため、町や各種団体の協力が必要不可欠となってきた。
そこで、平成5年度に、スポーツ合宿を誘致する体制を充実させるため、町や各種団体等で組織する「スポーツコンベンション推進協議会」が発足した。