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過疎地域活性化のための交流施策のあり方に関する調査研究

 事業名 過疎地域振興対策
 団体名 過疎地域問題調査会 注目度注目度5


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秋の稲刈り

 

3. 交流事業の効果

音地域振興会の活動は地区の全戸が加入し、地域全体の取り組みとしてまとまっているところが特徴的で、これまでの活動を通じて「自分たちの地域は自分たちの手で」という意識が地域住民全体に醸成され、行政依存ではなく住民主体の地域づくりが図られている。

また、「迫田のオーナー制」に対しては、県内外から100件を越す問い合わせがあり、現在17組の家族が毎月の農作業の傍ら、地区の祭りや自然を体験しながら交流を深めている。このような活動が新聞等のマスコミに取り上げられ、対外的に菅地域の名前を浸透させる効果があったと同時に、視察や菅地区を訪れる人が多くなったことにより地区の人々に自信と誇りが芽生え、活動にもさらに拍車がかかっている。

周辺地域に与えた影響も大きく、町内の他地域においても地域づくりに対する関心が高くなったことから、町としても菅地区の取り組みを今後の地域づくりの理想的な取り組みと位置づけ、平成9年度から町内の集落単位の地域づくりに対して活動助成を行っている。このように管地域振興会の活動は、行政あるいは周辺の地域への影響も多大なものがある。

 

4. 交流事業の問題点と今後の展望

これまでの取り組みの中から、菅地区の活動テーマを「山里のやすらぎ」と定め、菅地区に求められているのは「やすらぎの提案」であることを再認識したところである。

「迫田のオーナー制」については、結果として地域に経済的利益をもたらすことが住民の願いであるが、都市の住民とお互いに情報の交換をしながら生産者との信頼関係を保持しつつ、農産物の販売を恒常的に継続していくことを目指している。前述したオーナー側からの情報誌「山里通信」もそういった意味で、地域からの「もてなし」という負担を精神的に軽減させる取り組みの一つとして、更に発展させることとしている。このほか具体的には、「昔カルチャースクール」での英会話・写真教室・薬草研究等が計画されている。

このようにオーナー側も情報やモノを発信し、菅に投入することで、菅通いがもっと楽しくなると同時に相互理解を高める交流を目指している。

 

<菅地域振興会の概要>

◆設立年月日 :昭和47年4月1日

◆代表者 :緒方 肇

◆事務局連絡先 :

〒861-367 熊本県上益城郡矢部町菅386-2

TEL 0967-72-2291  野口 一幸

◆会員数 :270名(男131名 女139名)

◆運営費 :年会費4,000円

◆活動の主な地域:矢部町菅地区

 

 

 

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更新日: 2022年6月25日

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