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過疎地域活性化のための交流施策のあり方に関する調査研究

 事業名 過疎地域振興対策
 団体名 過疎地域問題調査会 注目度注目度5


全国各地から学生のみならず多彩な立場の参加者が集まった「森林の楽校」では、事前に、昨年のボランティア交流会に参加した学生を中心とする実行委員会が組織され、JUONや学生を主体とする民間主導のもと、積極的な提案が都市側からなされたことにより、行政主導では企画できないプログラムが提供された。体験活動は、下草刈りや枝打ち、間伐及び製材等の林業体験をメインプログラムとしたが、その他にも、森林・林業に関する講演や地域の歴史・昔話の紹介、地元住民との交流会等を開催し、更に、参加者は各自の興味に応じたオプションメニューに参加してもらう形式をとった。

 

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仕事を終えてちょっと一休み

 

3. 交流事業の効果

今回の体験交流では、それまで山に入ったことや林業を体験したことのない参加者が殆どであったが、森林や林業に対して非常に高い興味を持って参加しており、自発的に学びたいという真剣な気持ちのもと、森林や林業あるいは山村に対する理解を深めたいという熱意が感じられた。このことからも、今後も参加者には、強制的に興味や理解を押し付けることなく、充実感や達成感を味わいながら、その時その人に一番あった関わり方や意味を感じ取ってもらいたいと思う。

 

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終了証とともに記念撮影

 

4. 交流事業の問題点と今後の展望

都市が山村に求めているもの、山村が都市に求めているもの、それらが構造的に存在し、意識された結果として交流が求められているが、それぞれの想いがすれ違い、一方的なり一時的な交流に終わってしまう場合も多いと思われる。震災時に芽生えたJUONに対する想いは、ネットワークと「大学の森」という形として現実となった。しかし、現状では民間あるいは住民主導とはいえ、まだまだ一部の人達の献身的な努力の上に成り立っている。今後、本活動の理解者をいかにして広げていくか、そこには震災時からの想いが託されているといえる。

体験者と地域住民が共に、普段の生活の中で目にすることがなかったり忘れかけている森林の素晴らしさに触れ、一緒に自然と人との共生を体験的に感じ、学び合い、それを都市・山村を問わず各所で実践できる人が育つ「大学の森」として展開してほしいと思う。

 

 

 

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更新日: 2022年1月22日

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