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11) 平成9年8月

第3回交流イベント「タカノの町の交流会」

12) 平成9年10月

タカノ橋商店街の組合員(家族一緒に)が高野町へバスツアーを実施(りんご狩り・大根抜き・バーベキュー)。

13) 平成9年9月〜平成10年2月

毎月1日を「高野のロゴとし、タカノ橋商店街組合員がアーケード下で物品出店。

14) 平成9年11月

第3回バタバタ祭り交流イベント

15) 平成10年8月

第4回交流イベント「タカノの町の交流会」

16) 平成10年11月

第4回バタバタ祭り交流イベント

※交流イベントおよびバタバタ祭り交流イベントは、タカノ橋商店街アーケード下にて実施し、内容は毎回異なる。

 

3. 交流事業の効果

1) 県最北の町「高野町」は人口2,585人、高齢者比率29.9%の過疎の町であり、取り巻く環境は厳しいものがある。一方、地域密着型のタカノ橋商店街も、大型店出店や広島大学の移転により買物客が減る等の厳しい状況にある。こうした状況にある地域同士の交流の取り組みが、お互いに活力を与えている。

2) イベント開催などの様々な交流の取り組みが、マスコミ等により、広島市や県内に知れ渡り、双方の地域のPRとなった。

3) 農業の町「高野町」の農家が、物品の出店から販売までを都会で行うことにより、都市住民の消費者ニーズ(農産物への購入希望・包装方法など)を把握でき、新たな商品の発見などの勉強となっている。

4) ミーティングプレイス高野やマスコミ等により高野町が周知され、高野町を訪れる人(キャンプ・りんご狩り・釣り・新緑・紅葉・登山など)が増加した。

 

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活気あふれるタカノ橋商店街

 

4. 交流事業の問題点と今後の展望

交流開始から3年を経過し、次のような問題点が考えられる。これらの成果・課題を互いに検証する必要があるが、交流は着実に進んでおり、都市と農村の交流の形の一つとして、今後の発展が期待される。

・高野町の農家は専業農家が中心のため、農産物の販売は農協を通じて行う意識が強く、イベントの際の直接販売などに対する負担感がある。

・何のための交流かといった目的意識を互いに持つ必要がある。

・単に物産市で物を販売するハード的交流から、人と人との交流(運動会など)といったソフト的交流を充実させる必要がある。

・ハード的交流(物産市)のマンネリ化が見られる。

 

 

 

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