事例33 広島県・高野町(人口2,650人 面積159.18km2)
〜タカノの町の交流会〜
1. 交流事業の契機
平成7年に、広島西税務署勤務の高野町出身者が、タカノ橋商店街振興組合の役員に高野町の婦人グループが作る特産品(古里の漬物)を紹介したことを発端に、広島市中区にある「タカノ橋商店街」と広島県最北端の町の「高野町」との「ごろ合せの交流」が始まった。
タカノ橋商店街の提案を受け、物産市のみならず、同じ「たかの」という名を持った住民同士の交流会をもつことで、互いの地域の活性化に向けた都市と農村の交流を目指している。
2. 交流事業の経過・概要
1) 平成7年8月
第1回交流イベント「タカノの町の交流会」(高野町物産市・ふるさとクイズ・一日高野事務所・物産展示・写真展示・ふるさと出身者登録・広報購読受付など)
2) 平成7年11月
第1回バタバタ祭り交流イベント(高野町物産市・ワラ細工コーナーなど)
※バタバタ祭りとは、たかの橋に伝わる戦後に現れたというオバケ(バタバタ)にちなんだ祭り
3) 平成7年12月〜
毎週高野の水(源流水20リットル)を送り、商店街組合員の店が「源流パン」を焼いて販売。現在も続いている。
4) 平成8年8月
第2回交流イベント「タカノの町の交流会」
5) 平成8年11月
第2回バタバタ祭り交流イベント
6) 平成8年11月
高野町ハートフル高原フェスタにタカノ橋商店街の6商店(喫茶店、洋服店、食器店等)が参加出店。
7) 平成8年 秋
タカノ橋商店街スタンプツアーの買物客が高野町へリンゴ狩り・大根抜きに来町。
8) 平成8年 秋〜
高野町の米「源流コシヒカリ」をプライ
ベートブレンド米として販売を始めた。