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事例31 広島県・大和町(人口7,799人 面積121.88km2)

〜まほろば連邦の建国、まほろばサミットの開催〜

 

1. 交流事業の契機

「大和」の名をもつ全国12の市町村が、お互いの自然、歴史、文化を尊重し、個性豊かなふるさとを創造しようと、古事記に『大和は国の真秀(まほ)ろば 畳(たたな)づく青垣 山籠(やまごも)れる大和うるわし』(まほろば=すばらしいところ)と詠われていることから、まほろば連邦と名付け共和国を建国した。

昭和63年、神奈川県大和市が文化懇談会の提言を受け、まほろばサミット開催の可能性についてアンケート調査を開始し、また、同様の計画があった宮城県大和町でも資料収集をスタートさせた。

同時期、大阪府茨木市に住む川北大和(かわきたやまと)君(当時小学校4年生)が、夏休みの自由研究として、自分の名前と同じ「大和」と名のつく自治体に、市町村名の由来などを調査している。

そこで昭和63年11月、神奈川県大和市と宮城県大和町がともに設立発起人となり、「大和」全国連絡協議会設立総会を宮城県大和町で開催した。設立総会には、川北大和君も招待され、自由研究の成果を発表した。

 

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まはろばサミットin島根

 

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多くの人々で賑わう物産展

 

2. 交流事業の経過・概要

1) まほろばサミット

首長、議長、住民が参加し、テーマに沿ったシンポジウムや意見交換など、毎年持ち回りで開催している。また、サミット開催に合わせ物産展も開催され、活況を呈している。

2) まほろば青年サミット

平成8年から40歳未満の青年たちが集い、自らの活動の紹介やそれぞれの地域の課題などの意見交換を行い、今後の民間レベルでのまほろば交流の方策などを模索している。開催については、まほろばサミットと同時開催をしている。

3) まほろば連邦子供サミット

平成4年から小学校5〜6年生を対象に、2〜3年毎に開催。キャンプファイヤーや自然探索、平和学習、ふるさと紹介などを行っている。

 

 

 

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