3. 交流事業の効果
日本上流文化圏研究所では、上流圏の哲学と文化の確立として、町民塾「上流人のための上流学講座」を開講している。また、世界と日本の上流文化圏情報の受発信と交流の中で、インターネット環境の整備や、日本上流文化圏文庫の刊行、ライブラリーを整備している。そして研究所機関誌の発行やホームペ―ジの制作を行い、普及活動に努めている。
早川町の地元に密着した活動としては、地域資源の再発見と題し、早川の上流文化資源の発掘を行っている。具体的には、ちょうちん展・奈良田の暮らしと方言展を開催し、他にも遊びの歳時記づくり、食文化の調査、ヤマトイワナの調査などを実施している。
また、研究所の趣旨に賛同した全国の上流圏の市町村が一堂に会し、年1回シンポジウムを開催するようになった。