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事例17 新潟県・真野町(人口6,385人 面積67.09k2)

〜姉妹都市交流事業(東京都国分寺市)〜

 

1. 交流事業の契機

国分寺市と真野町は、天平の国分寺創建以来、それぞれの歴史、文化を築いてきた。

両市町のもつ歴史をきずなとし、相互に教育、文化、産業など広く交流を図り、友好と理解を深め相携えて発展することを目的として、平成元年4月に姉妹都市の提携を結んだ。

 

2. 交流事業の経過・概要

両市町は、都市と農山漁村の持つ特性を互いに補完し、教育、文化、産業、スポーツなど幅広い分野にわたり交流を深めてきた。

教育の交流としては、真野町からは、毎年中学生の修学旅行を利用した交流、国分寺からは、夏休みを利用して、自然体験を目的としたジュニアサマー、ジュニアリーダーの交流、友情交流を目的とした国分寺市中学生の交流などが行われている。

文化交流としては、真野町能楽会による国分寺市薪能の演能、両市町の祭りを利用した双方の民謡団体や住民による佐渡と東京の民謡交流、吹奏楽団やコーラスグループの相互交流などが行われている。

産業交流としては、国分寺市の市民祭りや国分寺市の物産展等を利用した真野の物産販売が行われ、特に海のない国分寺市には、魚のふれあい水槽などが喜ばれている。また、国分寺市のJAでは佐渡米の販売を実施していただいている。

 

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ジュニアサマー交流のひとこま

 

 

 

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