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8) 平成6年7月

「第6回全国美しい村サミット'94」を岡山県美甘村で開催。環境問題について、オリンピックボランティア協力など。

9) 平成7年7月

「第7回全国美しい村サミット'95」を三重県美杉村で開催。環境問題について、森林交付税(仮称)創設推進など。

10) 平成8年7月

「第8回全国美しい村サミット'96」を長野県美麻村で開催。環境問題について、オリンピックボランティア、災害相互支援協定について。

11) 平成9年6月

「第9回全国美しい村サミット'97」を徳島県美郷村で開催。環境問題について、オリンピックボランティアについて。

12) 平成10年8月

「第10回全国美しい村サミット'98」を三重県美里村で開催。環境問題について、森林交付税(仮称)創設運動について、今後のサミットの開催について。

 

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第10回サミット(三重県美里村)

 

3. 交流事業の効果

10回にわたり開催してきているなかで、各村の状況についてお互いに関心をもち、理解することにつとめてきた結果、各村の長をはじめとした参加者、担当職員などの交流も定着してきた。また、これまでの過程でいくつかの共同事業や相互協定の締結、ボランティア活動などにも取り組んできている。特に、豊かな自然環境を共通財産としているため、その保全と有効活用について討議を重ねてきた結果、各村の合意形成について一定の成果をあげている。

 

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今回10回目で加盟自治体を一巡した

 

4. 交流事業の問題点と今後の展望

商工会や郵便局も一緒に参加して、それぞれの分野でサミット・分科会などを開催してきたが、枠組みとしては行政主体でこれまで進められてきた。また、各村会場持ち回りで開催されてきているが、お互いに遠距離にあることや宿泊施設など受け入れる側も参加する側も負担の面で課題が伴っている。今年で第10回を迎え、現在のスタイルでの開催が一巡したことをきっかけに、基本的な枠組みは残すにしても、住民参加を含めた実務者レベルの交流などにも取り組み、より波及効果のあがる方向を見出すことが検討されている。

 

 

 

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