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過疎地域活性化のための交流施策のあり方に関する調査研究

 事業名 過疎地域振興対策
 団体名 過疎地域問題調査会 注目度注目度5


3. 交流事業の効果

学校は、地域仕民にとって大切な場である。運動会、学芸会、お祭りがあっても、「人々の姿がめっきり減った」という言葉を聞いて久しいが、留学生とその家族が移り住んできたことにより、地域が活性化し、新たな価値観も生まれ、交流の場が広がってきた。

また、移住してきた家族は、都市部の生活で損なわれた健康が回復したり、子供の性格も明るくなったり優しくなった等の教育的効果が高まっている。

さらに、牛の出産や廃用として売られていく牛の姿を目の当たりにしたり、とりたての野菜など、自然界にあるものを直接食べる等、都市部ではできない体験を通して大きく成長している。

親子留学者の中にも定住を検討中の家族があり、山村留学制度を通して、定住人口は徐々に増加しつつある。

 

4. 交流事業の問題点と今後の展望

定住留学をはじめとした山村留学を進める上で、一番の課題は、親の仕事の確保である。

浜頓別町内の団体・企業の協力・支援は不可欠であり、就農希望者のための研修などの支援体制の確立も必要である。

また、親子留学者の入居する住宅の整備費負担の解消や、留学者専用住宅の建設のための財政支援、さらには里親の負担の軽減や、キャンペーンなど宣伝活動に対する支援、留学生に対しての旅費の助成措置など、財政面の課題は多い。

加えて、新しい人々の転入により、生活面や自然環境面、若者のリーダー育成など、新しい地域づくりも必要になってくる。

様々な課題が山積みになっている教育現場にあって、自然の中で過ごしたい、子供を田舎の学校に入れて、教育を受けさせたいと願っている人は多い。

平成10年6月以降、北海道新聞などの記事を読んだ人達からの問い合わせが40件以上にのぼっており、地域の活性化を願う住民と、自然の中で子供をのびのびと育てたい、暮らしたいと願う都市部の人々の心が一つとなって、浜頓別町の山村留学は今後益々発展していくことと考える。

 

< 豊寒別小の山村留学制度 >

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更新日: 2022年8月13日

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