2 交流推進策
町の交流推進策としては、次の諸点が挙げられている(交流に関する調査研究報告書より)。
1) 町の資源を再点検し、地域の自慢できる資源として冊子にまとめたり、町の紹介ビデオを作成し、町の情報発信を行いながら交流事業に役立てる。
2) 伝統郷土芸能の「庄内神楽」を体験できる講座を設けたり、町の地域イベントに参加していただき、農村の暮らしと文化を体験してもらう。
3) 自然資源を活用し、自然体験教室を開催する。例えば、豊富な水や森林資源等をキーワードに都市住民との交流を図る。
4) 町の農村資源を活用し、時節に応じた農業体験をしてもらう。農作業体験とともに農産特産品を利用した「食」文化の交流などを通し、ふれあいに満ちた交流事業を展開する。
5) 地域を語れる「もてなしの心」をもった交流ボランティアを育成し、交流事業の指導者として都市住民とのふれあいを深めていく。