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一方、長期留学は、自然教育センター白滝に1年間寄宿して生活を行う。以前は里親方式も併用して、週のうち何日かは里親になってもらった一般家庭から通い、残りはセンターに寄宿するという方式を取っていたが、里親の高齢化が進み、負担をかけることが多くなってきたので、平成8年度からはセンター方式のみになっている。

(2) 年間費用

山村留学に要する事業費予算は、平成9年度で約1,768万円かかっている。この他施設修繕費として、平成9年度は50万円要している。

留学生から納めてもらう費用は、長期留学で月額6万円×11ヶ月分で、8月は1日あたり3,000円としている。一方、短期留学は、8日間コースが30,000円、4日間コースが15,000円となっている。

(3) PRの方法

短期留学については、募集要項を作成し、以前の参加者に通知したり、新聞やテレビに告知を出すようにしている。長期留学については、募集用のパンフレットを作成しているほか、原則として短期留学を経験してもらってから長期留学に参加してもらうため、短期留学者への通知のほか、新聞などでの啓発を行っている。

(4) 参加人数、年齢層

これまで長期留学を経験した参加者数は、過去12年間で延べ66名に上っている。小中学校別では中学生のほうがやや多くなっている。(表2)

 

表2 ふるさと留学生の状況

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