○「カブトムシ自然王国」独立宣言-大自然に恵まれた豊かな環境を大切にまもり、カブトムシと常葉町の町民が、なかよく楽しく生活のできる「カブトムシ自然王国」をみんなの力で築くために、ここに「カブトムシ自然王国」として独立をする-カブト元年6月4日。
カブトムシ自然王国のメッカとなる多彩な施設づくりが始まった。自然の中でカブトムシの生態をつぶさに観察できる日本初のカブトムシドーム「カブトムシ自然観察園」。世界の甲虫の標本200種、3,000匹が展示されている「カブト屋敷」。世界一大きいカブトムシ・ヘラクレスオオカブト、クワガタムシで最も美しいニジイロクワガタなど日本では珍しい標本もある。阿武隈の山並みを一望できる高原地帯に子供から大人まで楽しめる多彩な遊具施設を整備した「こどもの国ムシムシランド」等々。
(4) 多彩な交流
以下、常葉町のまちづくり年表からカブトムシ関係のものを拾い出してみる。同町のカブトムシ交流の多彩さが分かる。
・東京都中野区緑化フェアにカブトムシの幼虫をはじめて展示(昭和61年)。
・カブトムシの会を結成し、トキワ・ビートルプランとして事業開始(昭和62年)。
・関東地区のデパートで幼虫を使った店頭イベントを実施(昭和62年)。
・第1回カブトムシふるさと探検隊を実施(昭和62年)。
・カブトムシ自然王国建国(昭和63年)。
・カブトムシ自然観察の森を建設(昭和63年)。
・アジアで一番大きいカブトムシのいるマレーシアへ小学生を派遣(昭和63年)。
