2-1-2.　相手

　

指揮法の講座は、全国的にも貴重なので、日本各地から参加者が集まる。クリニックは主に町内の小中学校の吹奏楽団やアマチュアを対象として開催している。コンサートは主に町民向けに開催している。

これらのセミナーへの参加者と町民との交流は、セミナー期間中の初日に地元ボランティアを中心とした交流会が開催されており、その場で交流の機会が設けられている。

　

2-1-3.　事業内容・目的

　

(1)　事業内容

平成10年度のオホーツク国際音楽セミナーの事業内容は、次の通りである。内容については町と小林氏とが一緒に練り上げていく。(表2)

　

表2

　

町の音楽アドバイザーである小林研一郎氏は、ハンガリー国立交響楽団プレジデントコンダクター、日本フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、チェコフィルハーモニー管弦楽団常任客員指揮者などを務めており、その関係でこのような多彩なメンバーによるセミナー開催が可能となっている。

セミナーは7月31日〜8月2日の3日間で開催されており、昼間は講習、夜間は交流会やコンサートと音楽漬けの3日間となる。

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