また、上記の調整の他に、聴力検査で全周波数で40dB前後の域値になっているか調べ、Tレベルを上げるなど成人と同じ手続きでマップの調整をすることも、スイープの出来ない幼小児のT,Cレベルの適正な設定のために、忘れてはならない作業です。
<音入れ後のマッピング>
幼小児の場合は、音入れ後にもう3回マッピングをしてから退院し、退院後1カ月目から6カ月目までは1カ月に1度、1年目までは1.5カ月から2カ月に1度の割で来院を求め、2年目以降は、夏休み、冬休みといった長期休暇中(年3回)に来院してもらいます。学童の場合は、6カ月目までは幼小児と同様大体1カ月に1度のペースですが、それ以降は長期休暇に来院してもらいます。