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防火ケーブルに関するMr.Wardのコメントをきっかけにしてそのオフショア及び舶用での使用について議論がなされたが、Mr.Wardはこれらのケーブルの規格化は既にSC18Aの計画に組み込まれていると報告した。

 

TC18/WG18はMr.Wardに対して作業に必要なケーブルの電圧範囲を書き物で提出すると約束した。33kVまでのフレキシブルケーブルの使用は海洋構造物での装備の多様性があり暫く議論された。

幾つかの議論は標準規格と言うより機能用件に関するものであったが、今回特にアクションを起こすものはなかった。

IEC60092-3の廃止に関して暫く議論の後、Mr.WardはSC18Aで考えている、米国他の要求及び懸念を満足する規格の廃止の方法について述べた。

Mr.WardはSC18AのIECのメインテナンスシステムを満足する方法について詳細に説明し、最初は4年周期で行くと明らかにした。

 

12. To receive and consider the reports of progress from the working

(ワーキンググループからの報告と審議)

 

12.1 WG3‐Tankers (タンカー作業委員会)

 

関連文書:18(Houston/Sec.)16

 

Mr.Rebaudengo.(伊)がWGの作業内容について報告した。

英国からFDISに対してコメントが出されていたが、Mr.Sharman(英)が賛成したことを確認した。

Mr.Rebaudengoは規格の発行準備は1998年末までに完了すると言明したが、IMOとの関係において新しい規格はSOLASと矛盾するとを報告した。

これに関して、Mr.Hunter(英)が規格の前書きにSOLASとの違いを明記することを申し出て委員会がこれを承認した。

 

議長からWG3の主査を引き受けることについてMr.Sharman(英)に確認し了承された。

Mr.Rebaudengoの貢献に委員会として感謝の意を表した。

 

12.2 WG4‐SOLAS (SOLAS作業委員会)

 

関連文書:18(Houston/Sec.)17

 

Mr.Hunter(英)がWGの作業内容及び関連情報について報告した。

WGでの検討結果として、alarm and safety systemsに関する新規格を作成すべきであり、作成に当たってはWG16が引き継ぐのが良いとの提案があり委員会としてこれを承認した。

また、Mr.HunterはWG16で新規格作成のための基本方針を作成することを引き受けた。

 

12.3 WG16‐Revision of IEC 92‐504 and 92‐504A

 

関連文書:18(Houston/Sec.)18

 

Mr.Rebaudengo(伊)がWG16の報告を行ったが、その中で故Mr.ErlingHagedalのコンピュータの関する功績を讃えた。また、Mr.RebaudengoはIMOとの協力の必要性を強調した。

 

 

 

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