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この研修会を修了して「バードウォッチング案内人」となった方で支部などの地域活動に参加していない方は、地元の支部がお手伝いやリーダー役候補を希望されている場合には、是非支部のお手伝いをしていただきたいと考えています。ただし、支部に入会していない方は、入会するようお願いします。

支部以外の地域活動では、(財)日本自然保護協会の自然観察指導員の研修を受けた方々が、地域の連絡協議会をつくっている場合、サンクチュアリや自然観察施設で、ボランティアの案内役グループがあることもあります。いずれの場合も、お手伝いに加わる際にはそれぞれ、グループによって名称や制度、事情が違う点にご注意下さい。

また、本部事務局(東京都渋谷区)、鳥と緑の国際センター(東京都日野市)でも、ボランティアを募集しています。第7章Q&Aにも詳しい内容が掲載されているので、そちらをご覧下さい。

支部活動では探鳥会リーダーの他、探鳥会幹事、指導者、世話人などの言葉が使われますが、環境教育の分野では、自然解説者、英語のインタープリター(インタープリテーションをする人)という言葉が使われます。

この事業で「案内人」という言葉を使っている背景には、多くのさまざまな方にバードウォッチングを楽しんだり、「自然と人との共存」を考えてもらうには、相手の個性、主体性、体験を尊重したいという考え方や、「自然と人との共存」の考え方をいかに相手に伝えられる(案内できる)かという考え方があります。また、基本種や自然認識の基礎さえ把握していれば必ずしも野鳥の専門家でなくてもかまわないという考え方もあります。

 

 

 

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