(1) 季節を探そう
例として2〜4月に実施可能な<春の兆しを探そう>を紹介します。秋を深そうについては、『リーダー通信準備号(6号)』「探鳥会の進め方のヒント」を参照。
<準備>
1] その場所で、観察できそうな春の兆しを告げる野鳥の観察ポイントをリストアップする。
2] 参加者に、1]を探してもらうための説明ができるようにしておく。(場合によっては、図鑑、紙芝居、事前配布のパンフレット、プログラムシートを準備すると効果的)
<手順>
1] 準備した観察ポイントを説明し、春を探してみようと呼びかける。
なお、野鳥以外にも、自分の知識や感性で、いろいろな春の兆しを探してみることもつけ加える。
2] 再び集合する時間と場所を決めてから、各自散策(ウォッチング)。
3] 各自散策後、自分が出会うことができた春について、発表してもらい、まとめをする。
<参考>
○春の兆しの英(関東の3月頃)
・ツグミ、シメ、アカハラなどを地上で見かけるようになる。
(科学的に理曲がわかっているわけではないが、木の実が枝にはなくなってきたこと、食物になる虫が動き出すこと、春の移動時期を前により食べる必要性が高まることなどが考えられる)