事故が起きたときはどうしても事故者に目を奪われますが、救助の立場では、以下の3ポイントに注意して二次災害を防ぐことを忘れてはなりません。
1] 冷静になる
どんな人でも目前で事故が起こればあわてるし、興奮してしまい、適正な判断ができなくなる。
2] 自分自身の安全管理をする
体力のある大人や、指導者が救助にあたるとき、意外と忘れがちなのが、自分自身の安全管理である。
3] 事故者以外の人たちの安全管理をする
救助に際して、事故者以外の人たちの安全管理を充分に徹底しておく。
(2) 事故発生時の処置
次に図のフローチャー卜について順を追って、簡単にまとめてみますが、実際は状況によって異なる事態と対策が生じることを理解しておきましょう。