2] 広報
何らかの告知手段を使って探鳥会のお知らせをします。(後述の第6章2.企画から実施7] 広報・募集を参照)
3] 進行役
集合、挨拶、解散など全体の進行を担当します。時間管理を兼ねた司会役となりますが、余裕があれば時間管理係を別にしてもよいでしょう。
4] 解説役
自然解説をする人。野鳥や地域に詳しい人が理想ですが、知識量は多くなくても、親切な人に、初心者向きの解説者になってもらうことも考えられます。多くの場合、1]〜4]までを1人あるいは2〜3人の探鳥会リーダーと呼ばれる人が兼ねています。
5] 補佐役
探鳥会ではサブリーダーと称されることが多く、解説役のリーダーを補佐して解説、進行を手伝っています。
6] 安全管理
危険箇所のチェック、救急箱などを持参する人です。
7] その他
パンフレットなどの配布係、参加者名簿の記帳の係、参加費の徴収係、会計係、備品の貸出係、販売物係、探鳥会全体を見て記録をとる係など、多くの役割があり、鳥の知識や指導経験が少ない方にも担当していただけるものも少なくありません。ただし、分担が多くなればなるだけ、責任者のリーダーシップと、その他のスタッフのフォロワーシップが重要になります。ちなみに、責任者の名称もチーフリーダーなど、それとわかるようにしておくとよいでしょう。
なお、『リーダー通信準備号(3号)』では、さくら係をつくって成功した例を紹介してあります。