7. 基本27種
「バードウォッチング案内人」は、自分の地域で出会うことが多い身近な鳥については見つけ方、見分け方、暮らしなどがわかることが望ましいと考えて、以下の27種を基本種と選定しました(以下、『リーダー通信準備号(7号)』より抜粋)。
(1) 『新・山野の鳥』で「身近な鳥」と位置づけた種
1] 日本各地で1年中見られる種
スズメ、シジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ドバト
2] 上記に準ずる種
メジロ、キジバト、ハクセキレイ、モズ、カワラヒワ、ホオジロ、ムクドリ、ハシボソガラス、トビ
3] 季節は限られるが庭や公園でも見られる種
ツバメ、ツグミ、シメ、ウグイス、アオジ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ
*地域、特に諸島部などでは違いもありますが、最終的に主要都市の庭や公園などの人家付近で見られるという基準でリストアップしました。
(2) 『新・水辺の鳥』で基本種と位置づけた種
1] 泳いでいることが多い鳥の代表種
カルガモ
2] 歩いていることが多い鳥の代表種
ヨサギ
3] 飛んでいることが多い鳥の代表種
ユリカモメ、ウミネコ
*ここでの「基本種」とは水辺の鳥の識別の比較上役立つと思われるものを指し、「代表」とは、見られる地域や季節が広いことを意味します。