『新・山野の鳥』5ページと8〜11ページでは、「多様性」や「関連性」に配慮した見分け方の基本的な事柄を書いてあります(水辺の鳥については『新・水辺の鳥』の6ページと12〜17ページ、別途カモ、シギ、サギ、カモメなどの仲間の識別についてもまとめてある)が、ここでは『あなたもバードウォッチング案内人』144ページからの子「36:教えるより引き出そう」と「37見つけ方、見分け方の解説」を見ておきましょう。
『あなたもバードウォッチング案内人』の「37:見つけ方、見分け方の解説」3)1]147ページに識別点の示し方として、ポイントを絞るように書いてありますが、「新・山野の鳥』や『新・水辺の鳥』の種ごとの解説の青字はその点に配慮して、初心者にとってわかりやすいポイントを心がけました。
なお、種の識別が基本ですが、雌雄、成鳥・幼鳥がわかることで興味がわくこともありますし、地域性にポイントをおいて亜種のレベルまで識別することが妥当な場合もあるかもしれません。一方、シギのように似た種が多い場合は、シギの仲間として伝えることでもよいかもしれません。