日本財団 図書館


2. 日本野鳥の会の活動とその伝え方

 

(1) 日本野鳥の会とは

「バードウォッチング案内人」が、本会について質問を受けることが想定されるので、日本野鳥の会はどういう会なのかについて基本的な説明をしておきます。補助金を得てこのような事業を展開できるということは、公益性が認められているからに他なりません。その公益性をご理解いただいてこそ、趣味のためのバードウォッチング案内人でなく、日本野鳥の会の「バードウォッチング案内人」といえるでしょう。

以下、『日本野鳥の会 入会のご案内』(1998年4月)『ようこそ日本野鳥の会へ』(1986年,入会者用資料)をもとにまとめました。

 

「野鳥も人も地球のなかま」という考えのもとに、自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然とのふれあいを通じ、自然を守るための活動を進めている民間の自然保護団体です。

自然保護の国際運帝組織バードライフ・インターナショナルの日本のパートナーとして、世界の野鳥保護にも協力しています。

本部・支部の連携ネットワーク、全国、世界の保護団体との協力によって、地域、全国、国際的な保護問題に取り組み、自然を守る活動を推進しています。会の運営は、会員の会費によって支えられており、野鳥や自然を大切に思っている方でしたら、どなたでも会員になることができます。

 

・1934年創立、1970年財団法人化

・会員数 5万3千人(98年8月現在)

・ 支部数 86支部

・ 会長 黒田長久

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION