日本財団 図書館


463-1.gif

図2 負荷特性

 

4. 算出に必要な条件

定格放電率換算容量を求めるためには、あらかじめ次の4つの条件を決めておく必要がある。

 

4.1 保守率:

蓄電池は、使用年数の経過や使用条件の変化などによって容量が変化する。したがって、この容量変化を補償する補正値としてL=0.8 をとる。

 

4.2 放電時間と放電電流:

放電時間には、予想される最大負荷時間を用いる。放電時間中、放電電流が増減する場合は、放電末期に大きい負荷が集中した場合でもすべての負荷を満足することができるように、実際に起こると考えられる範囲で放電の終りの方に大きい放電電流がくるようにすべきである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION