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7-1-9 標準信号発生器

標準信号発生器は、主として無線受信機の調整・試験・開発に使用される測定用信号源である。受信機が主たる対象なので、出力レベルが低いレベルまで誤差なく減衰できること、各種無線通信の通信方式に合致する変調がかけられることが要求される。

標準信号発生器は次の機能を有している。

(a) 発生する高周波キャリア周波数を測定所要値に合わせること。(周波数関係)

(b) 外部に供給する高周波出力信号のレベルを調節すること。(出力関係)

(c) 高周波出力の変調の有無、変調の種別、変調周波数、変調の程度を用途に合わせて設定すること。(変調関係)

標準信号発生器の一例を<図 7-1-13>に、測定方法の一例を次に示す。

(a) 本体の出力インピーダンスと負荷との整合を取る。

(b) 出力端子の接地線は極力短くし、被測定器に確実に接続する。

(c) 出力コネクタには外部から電圧が加わらないよう十分注意し、必要であればコンデンサで直流をカットする。

 

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<図 7-1-13 >標準信号発生器

 

 

 

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