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<図 5-6-2>船上装置の取付・接地方法

 

(3) 防水処理

船上装置への浸水の原因の一つは呼吸作用による水の吸い込み現象であるが、本装置は暴露部に設置されるので、温度差の影響を一番大きく受ける。つまり、雨などに当たって外面が濡れ、そこに風が当たると気化熱が奪われて急激に冷やされるので、船上装置内の空気の体積が縮まって負圧になり、吸い込みを起し、雨や海水が内部に浸入してくる。

一度入った水はほとんど出ないで溜まっていく。このためケーブル導入口の防水処理を確実に行い、かつ、グランドを確実に締め付ける必要がある。

 

 

 

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