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5-5 ホイップ空中線

ホイップ空中線は、MF/HF送受信用(10m)、ファックス受信用(2.6 m,6m)、ナブテックス受信用(2.6 m)に使用される。

(1) 取付場所

(a) 船の動揺や風でホイップ空中線の垂直部が他の空中線や構造物などに接触しない位置とする(長いもので2〜3mの振幅を有することがある)。

(b) 接続箱や碍子の保守が容易に行える位置とする。

(2) 取付・接地方法

空中線の取付けに当たっては、次の点に注意する。

(a) 空中線取付支柱を設け、これに取付金具を用いて固定する。取付金具は亜鉛めっきの鋼製又はステンレス製とする。

(b) 空中線素子が垂直となるように取り付ける。

(c) 引込線の引込みについては、次の点に留意する。

1)送信用空中線の場合

高電力給電のため、裸硬銅線又はポリエチレン被覆硬銅線の先端に銅管端子を接続したものをホイップ空中線基部に接続する。

2)受信用空中線(プリアンプ無し)の場合

同軸ケーブルとケーブルコネクタを使用するか、あるいは裸硬銅線で受信空中線接続箱に接続する。

いずれの場合にも、引込線の重量や張力が空中線基部やコネクタ、接続箱などに直接加わらないように、引込線は接続部の近くで支柱などに固定しておく。

接地については、空中線取付支柱に接地用ボルトを設け、接続箱などの接地端子あるいは接地線と接続する。

(3) プリアンプ無しの空中線の取付・接地方法の一例を<図 5-5-1>によって次に説明する。

 

 

 

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