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(3) 分電箱

一般的には壁に取り付ける。この場合の取付場所は、取り扱いや操作に便利な場所、通行の邪魔にならないような場所を選ぶ。取付高さは約 1800 mmとする。

(4) 電話機など

(a) 壁や柱に取り付ける場合は、床面から電話機中心まで、原則として、1400 mmの高さとする。

(b) 机上に装備する場合は、電話機を椅子から左側に置く。ただし、無人化船適用の場合で延長警報を兼用している場合には、寝台側に置く。

(c) 自動交換機は、埃のない乾燥した、振動の少ない場所に設置する。

(d) 船内指令装置については、外部雑音を拾わないため装置入力側を接地し、マイク側は浮かしておくこと。

(5) スピーカ

(a) 居住区画に装備する場合で天井内張りがあるときは天井取付けとするが、壁取付けとする場合はスピーカの取付足を天井面縁一杯とする。天井内張りがないときは床面からスピーカ下面までの高さは、1800 mm とする

(b) 電話機とスピーカが同一室内に装備される場合には、ハウリングに注意して装備場所を選択する。

 

347-1.gif

<図 4-3-9>分電箱取付例

 

347-2.gif

<図 4-3-10 >電話機取付例

 

 

 

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