4] 接地線を船体構造に接地する。この場合、接地線はできるだけ短くとる。また、接地端子部は錆、塗料などをよく落として接続する。なお、接地端子部には、防錆としてシリコン等で覆うとよい。
(6) 空中線各接続部の防水処理要領
プリアンプ等が内蔵されている空中線ユニット部と空中線との間の接続部、空中線と給電線との間をコネクタによって接続するもの、ホイップ空中線のように空中線素子を何段にも接続する場合の空中線間の接続部、空中線先端部等に、雨水や海水が侵入すると、電食の発生や伝送損失の増加の原因となる。このため、接続部には下記の要領で防水処理を行う。(図4・71参照)