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Skaraborg

 

エタノールを動力とするバスを含むプロジェクトが、農村地域における環境にやさしい公共交通システムをデザインする可能性をテストするために、Skaraborg郡において1993年に開始されました。KFBの支援により実施されたこのプロジェクトは、データの継続的な評価と収集を含んでいました。このプロジェクトの目的は以下のことを達成することです:

 

□環境面の目標:エタノール・エンジン自動車は、利用できる最高のディーゼル・エンジン自動車より低い排出ガスであるべきである。

□信頼性の目標:エタノール・エンジン自動車は既存のディーゼル自動車と同じレベルのサービスのために利用できるべきである。

□コストの目標:テスト期間の終了時までに、エタノール・バスを保有し運行するコストは、危険な成分の削減により推定できる経済効果を考慮したディーゼル・エンジン自動車のコストと比較し得るものであるべきです。

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表7.4.Skaraborgプロジェクトにおけるバスの排出ガステストの結果(Berg R、1997)

 

 

 

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