老人ホームに住むほとんどの高齢者が、10〜25平方メートルのトイレ付き個室で、自分の家具に囲まれて暮らしている。ただし、新しい老人ホームの個室の広さは30〜35平方メートルが平均になってきており、現在、力が入れられている旧式老人ホームの改造によって、スタンダードは徐々に良くなってきている。老人ホームでは、すべての食事がサービスされ、レクリェーションや作業療法などの活動も入居者の状態に合わせて適度に組まれている。職員はホームヘルパーと同じ資格を持つ介護職が中心で、24時間常駐して入居者のニーズに対応している。老人ホームの入居料金は、高齢者の年金所得の大きさによって支払い額が異なるシステムである。
(3) グループ住宅(Gruppboende)