性別で比較すると、男性、女性ともに、医療サービスの利用状況にグループ間で大きな差はみられず、対象者全体でみた場合と同様の傾向であった。年齢階級別で比較すると、65〜69歳で市内転居者の医療サービス利用率、特に外来医療の利用率が若干高く、80〜84歳で市内転居者の医療サービス利用率が若干高く、85歳以上で転入者の医療サービス利用率、特に外来医療の利用率が若干高かった。しかし前期高齢者、後期高齢者ではグループ間で大きな差はみられず、年齢階級別でみても全体の傾向と同様に、グループ間で医療サービス利用に大きな差はみられなかった。
表2-4-2 移動前の医療サービス利用の状況