日本財団 図書館


転入者では、前期高齢者が回答者全体に占める割合は54.2%、それに対して後期高齢者が回答者全体に占める割合は45.8%であった。

転出者では、前期高齢者が回答者全体に占める割合は55.0%、それに対して後期高齢者が回答者全体に占める割合は45.0%であった。

市内転居者では、前期高齢者が回答者全体に占める割合は59.6%、それに対して後期高齢者が回答者全体に占める割合は40.4%であった。

転入、転出、市内転居で後期高齢者の割合を比較すると、転入者(45.8%)と転出者(45.0%)とはほぼ同率であり、市内転居者では40.4%と、やや低い。

年齢別に性別をみると、転入の前期高齢者では男性が56名(33.5%)、女性が111名66.5%。性比は50.4。後期高齢者では男性が37名(26.2%)、女性が104名(73.8%)。性比は35.6。

転出の前期高齢者では男性が123名(44.6%)、女性が153名(55.4%)。性比は80.4。後期高齢者では男性が58名(25.7%)、女性が168名(74.3%)。性比は34.5。

市内転居者の前期高齢者では男性が89名(43.6%)、女性が115名(56.4%)。性比は77.4。後期高齢者では男性が51名(37.0%)、女性が87名(63.0%)。性比は58.6。

つまり性比が最も高いのは、転出の前期高齢者である。逆に最も低いのは、転出の後期高齢者である。転出では年齢によって、性比が大きく変化する事がわかる。(表1-1)

 

表1-1 性別

009-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION