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A?tess Washington Projectは以下のような目標を掲げている。
市民が連邦政府、州政府、地方政府と議論できるコミュニケーションフォーラムを作る。
政府の情報を一般市民にも分かり易い形で提供する。
プロジェクトの裾野を広げ、情報へのリンク数を増やす。
Webを基本としたシステムにより市民が家庭や職場から、連邦政府、州政府、地方政府に容易にアクセスできることを可能にする。
進んだ電子商取引ソリューション及びアプリケーションを提供する。

 A?tess Washington Projectでは、WINで提供した機能に加えて、以下のような新しい試みがなされる。
ニュース、選挙情報などのタイムリーな情報提供
技術情報(2000年問題対策等)の提供
ビジネスライセンス税のインターネットを利用した支払い(クレジットカードまたは銀行口座からの送金による)
検索エンジンの提供

 現在のところ具体的なプランは決定していないが、今後、さらに多くの情報を盛り込んでいく予定であり、その進行は定期的に評価されることになる。

 WINプロジェクト専用のキオスク端末と違い、A?tess Washingtonでは、低所得の人々やパソコンを持たない人々、インターネットヘの接続手段を持っていない人を含むすべての市民にA?tess Washingtonへのアクセスをどのように提供するか、という事が問題になっている。
 当面の解決手段としては、図書館や公立学校、州政府のオフィス、出張所といった無料でインターネットにアクセスできるパブリックスペースの利用、およびサーバーカフェ、Kinkoというコピーセンターなど廉価でインターネットアクセスを提供している商業施設を利用して、A?tess Washingtonヘアクセスをしもらうことを考えている。

 

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